妊娠したら亀裂が?妊娠線ができる原因と予防方法

妊娠したら知っておきたい妊娠線予防

妊娠したら知っておきたいのが妊婦さんにできる可能性のある妊娠線
妊娠によってお腹やバストが大きくなると妊娠線が出来てしまい、出産後も目立ってしまいます。

しかし、妊婦さんによって亀裂が多く出る人と、そうでもない人がいます。
なぜそのような違いがあるのか。

正しい妊娠線ケアができれば、産後きれいなお腹やバストに戻れることができるはずです。
また、妊娠線は一度できると消すことは非常に難しいので妊娠線予防と対策がカギを握ってきます。

ここでは亀裂が出来る原因を知って正しい妊娠線予防するポイントを紹介しています。

妊娠線はなぜできる?その原因とは?

妊娠線の出来る原因

お腹のふくらみによる亀裂

妊娠すれば当然だんだんお腹は膨らんできます。
特に6カ月を過ぎた頃からだんだんお腹は前に出っ張ってきます。

もちろんこの状態がなければ、赤ちゃんに問題がある可能性もあるので大きくなるのは大切なこと。

それでもやっぱりお腹が急激に大きくなると、どうしても皮膚の再生が付いていけなくなって亀裂が起こってしまいます。

食べ悪阻による食べ過ぎ

妊婦の食事食べ悪阻とは、妊娠初期から中期に特に強く表れる悪阻ですが、その気持の悪さによって食事が食べられない人もいれば、食べることで気持悪さをごまかす人もいます。
つまり食べ悪阻とは悪阻によっていつもより食べてしまうことなのです。

妊娠中は赤ちゃんの栄養が足らなくなったときのために、少しの栄養でも体に蓄えようとします。

そのため、食べ悪阻によって体重が増えてしまうと、赤ちゃんが大きくなることでお腹が大きくなったときに、より大きくなってしまう可能性もあります。
そのため妊娠線が出来やすくなってしまうのです。

食の好みの変化による栄養バランスの乱れ

妊娠中は悪阻も関係して、食の好みが変わることもあります。
その場合、今まで好きだったものが食べられなくなったり、あまり好きではなかったものが好きになったりします。

また、同じものをずっと食べ続けたいという欲求にかられることもあるのです。

このようなことから栄養のバランスが取れなくなると、皮膚をサポートする栄養も不足し、より妊娠線を発生させてしまいます。

ホルモンバランスの変化

妊娠線というとお腹が大きくなって、皮膚が裂けるというイメージを持っている人がほとんど。
しかし、実はそれだけではなく、ホルモンバランスの変化が大きく影響していると言われています。

妊娠初期には胎盤を作るため、赤ちゃんの成長のため、ホルモンの分泌が急激に増えます。
ホルモン生成に使用されるビタミンは、ビタミンEとC。
どちらも正常な肌のためには重要なビタミンなのです。

つまりホルモンの急増に従って、肌のために必要なビタミンが不足するとういことになります。
このことからビタミンEやビタミンCを、しっかり摂取することが大切だということなのです。

肌の弾力の低下や乾燥

肌の状態は、上でもご説明したように、健全な肌をつくるために必要なビタミンCやEが不足しやすいため肌の弾力が低下し、より妊娠線ができやすい状況となります。

その上、妊娠するとコルチステロイドというホルモンの分泌が増えますが、このホルモンこそ肌弾力を低下させる要因と言われています。
このホルモンも妊娠線の一因として考えられているのです。

また、妊婦になると肌が乾燥しやすくなりますが、乾燥肌も妊娠線ができる原因の1つとなります。

双子以上を妊娠している

もちろん一般的な赤ちゃんが1人の場合より、双子の方がお腹は当然大きくなります。
3つ子、4つ子、5つ子などの場合は、やはりお腹は相当大きくなるので、妊娠線はある程度覚悟する必要があります。

妊娠線ができてしまう確率

妊娠線ができたお腹妊娠線ができてしまう確率は、大体50~60%と言われています。
しかし、現実にはこの中にもたくさん出てしまった人や、あまり気になるほどでもない人までいろいろです。

いろいろな要因で妊娠線ができることはご説明しましたが、できるだけ妊娠線のできる要因を減らすことで妊娠線ができにくくなり、できてしまっても目立つほどでないなど、軽い状態で済ませることができます。

痒みがあると妊娠線ができる可能性が?

実は痒みがあるときには、妊娠線ができつつある状態と言われているのです。
妊娠するとコルチコステロイドの分泌が増えます。
このホルモンは弾性繊維を作る繊維芽細胞の増殖を抑えてしまうため、肌が薄くなってしまい妊娠線が出来やすくなってしまうのです。

そのため、妊娠線の出来始めに痒みが起こることが多く、そのときに患部をかいてしまうと薄くなった肌を刺激して、妊娠線をより太く大きいものにしてしまいます。
痒みを感じてもかかないことが重要なのです。

一人目の時はできなくても二人目で妊娠線ができることもある

一人目のときより二人目の方が、妊娠線ができやすいと言われています。
その理由は2つあります。

1つは1回目に妊娠線ができなかたことで、安心してしまったからです。
そのためついつい体重を気にせず太ってしまった結果、妊娠線が出来てしまうという可能性があります。

2つ目は1回目で妊娠線ができなくても、肌は相当伸びて負担がかかっています
2人目の多くは2年以内で妊娠することが多く、2年ほどではまだ肌がしっかり戻っていない可能性が高く、それによって妊娠線が2回目は出来やすくなるというものです。

妊娠線を予防するには?

食べ過ぎに注意する

妊婦のお腹妊娠のためには確かに、しっかり栄養を摂ることはとても重要なことです。
しかし、食べ過ぎは全体の肥満になり、お腹だけでなくバスト・お尻・腿などにも妊娠線が出来やすくなります。

特に妊娠中には女性ホルモンの増加によって、脂肪を付けやすい体質になってしまうのです。

無理のない適度なダイエット

妊娠中には体重が増えやすく、妊娠線だけでなく妊娠高血圧や妊娠糖尿病など危険な疾患を予防するためにも重要なことです。
妊娠中のダイエットは、ダイエットといっても痩せるためではありません。
体重をこれ以上増やさないことを目安とします。

もちろん、妊娠中にも必要な栄養素があるため、過度に断食をして栄養不足になっては意味がありません
特に糖質を減らすようにして、菓子や甘いジュースなどを減らすようにしましょう。

また、栄養バランスに自信がない人は葉酸サプリなどの赤ちゃんの健康にも良いサプリメントなどで補ってあげることもおすすめです。

妊娠前のBMIによっても違ってきますが、普通体型の妊婦の場合、体重増加は7~12kgが理想とされています。
生まれてくる赤ちゃんお体重が約2.5~3.5kg、そしてそこに羊水や胎盤が約4キロ程度です。
ここから考えても、やはり12キロ以上は避けるべきでしょう。

肌に良い栄養バランスのとれた食事をする

肌のためには、まずビタミン、ミネラルなどの栄養のバランスが大切です。
特に肌代謝には欠かせないビタミンB群やビタミンC、ビタミンEは欠かせません。
また食べたものの吸収を高め、代謝も高めるために酵素が豊富な生の野菜やフルーツも大切です。

妊娠中は便秘にもなりやすく、肌にも悪影響を与えてしまうため、野菜はしっかり食べるようにしましょう。
また悪阻などがひどく、なかなか思ったように栄養のバランスがとれない場合は、サプリなどをプラスすることも考えてみましょう。

>>ニキビやシミなど肌荒れにも葉酸サプリは効果がある?

マッサージなどで肌の血行促進をする

お腹をおさえる女性妊娠線の予防のためにも血行を良くすることが大切です。
皮膚の再生や修復を活発にさせていきます。

妊娠線ができだす、妊娠4~5カ月ぐらいから、毎日しっかり行うようにしましょう。
乾燥肌の人は肌を傷めないように、まずクリームなどをしっかり塗ってから、やさしくマッサージしましょう。

妊娠線クリームなどで肌を保湿する

妊娠線の予防のためには、妊娠線クリームを使用するといいでしょう。
妊娠線の原因はいろいろありますが、直接影響するのは乾燥肌です。

できるだけ保湿を高めることが、最高の予防となります。
そのため妊娠線専用のクリームなら保湿力が高く、肌に栄養を与えることができるのでおすすめです。

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