基礎体温アップ・冷え性改善に葉酸サプリがおすすめの理由

体温計を持っている女性厚生労働省でも推奨しているように、妊活には葉酸サプリがおすすめです。
そんな葉酸サプリは基礎体温アップや、冷え性改善効果はあるのでしょうか。
不妊に悩む女性の多くが冷え性であるとも言われています。

葉酸サプリがは本当に冷え性体質の改善にも効果があるのでしょうか。
「葉酸」「基礎体温」「冷え性」と、この3つの関係を考えてみましょう。
また冷え性体質の改善、基礎体温の上昇に必要な栄養素などもご紹介。

基礎体温の低下や冷え性体質は「不妊」「肥満」につながる

基礎体温が常に低い人は、冷え性体質になってしまい、不妊体質の大きな原因になります。
冷え性体質は基礎代謝が低下します。
基礎代謝は1日のエネルギー燃焼の60%とも言われており、基礎代謝の低下は直接肥満につながるのです。

そして基礎代謝が低下するということは、内臓の働きも低下します。
妊娠に一番重要な内臓は子宮や卵巣です。
卵巣では卵子が毎月つくられ排出しているため、卵巣の働きが低下すれば卵子をつくることができずに不妊につながります。
また子宮の機能が低下することも不妊につながるわけです。

>>妊活中に葉酸サプリを飲むなら基礎体温を計ろう

免疫力も下がってしまうことも

体調の悪い女性基礎体温の低下や冷え性体質は免疫力も低下します。
実際に平熱が1度上がると免疫力が30%アップすることが確認されており、つまり逆に1度低くなれば30%も免疫力は低下してしまうのです。

基礎体温は血流を良くしてくれる働きもあるので、免疫細胞である白血球がウイルスや細菌などが侵入しようとすると徹底的に攻撃してくれます。
免疫細胞がしっかり働いてくれるためにも、正常な血流は重要なのです。

健康な体ほど妊娠しやすい体質と言われています。
そのため、免疫力を落とさず健康な体でいることも妊活のポイントの1つなのです。

また、私たちの体の中で、毎日何百個もできていると言われている癌細胞。
それでも癌にならないのは、毎日細胞を修復したり再生しているからで、毎日の代謝が十分行われていれば癌からも守られるのです。

痩せにくい体質と不妊体質の関係

肥満の女性や痩せにくい体質の女性は、不妊体質の可能性があります。
痩せにくいということは、異常に食べているか代謝が低下しているということになります。

しかし痩せようと思っても痩せにくい体質の場合は、食べ過ぎより代謝異常の方が気になるところです。
代謝が低下しているということは、内臓もすべて元気がないということ。

つまり内臓に血液が思ったように届かないことによって、内臓機能が低下
不妊に悩んでいる女性は代謝をしっかり高めなければなりません。
代謝を高め不妊体質を改善すると肥満解消にもつながります。

痩せにくい人は筋肉量が少ない

筋肉量が少ないことも痩せにくい原因の一つです。
筋肉量が少ないことで、代謝も低下し痩せにくい体質をつくることに。
筋肉を動かすためにはエネルギーを使い、それによって脂肪燃焼も高まり血行も良くなります。

つまり筋肉量が少ない人は代謝も低く痩せにくく、不妊体質にもつながるのです。

そこで筋肉を増やすための栄養素のご紹介をしましょう。

タンパク質(しらす干し・牛肉・卵・魚・鶏肉・ささみ等)
ビタミンB1(レバー・玄米・バナナ・アボカド・にんにくなど)
脂質(ベーコン・生クリーム・チーズ・牛肉など)

これらを積極的に摂り、適度な運動をすることで筋肉量は増えていきます。

基礎体温アップや冷え体質に有効な栄養成分

基礎体温を高め、冷え性体質を改善するためには、ビタミン、ミネラルなど栄養のバランスを考えた食事が重要です。

ダイエットなどのために、過剰なカロリーコントロールなどをすると、一時的には減量に成功したように見えても基礎体温は低下し、冷え性体質となり痩せにくい肥満体質になってしまいます。

そのため1日に必要なカロリーをきちんと摂り、バランスの良い栄養を摂ることが重要です。
その上で意識的に摂りたい成分についてご紹介しましょう。

葉酸

妊娠中には欠かせない葉酸ですが、大きな葉酸の働きには冷え性改善効果もあるのです。
葉酸は赤血球の生成には不可欠
しかし葉酸はなかなか食事からは十分に摂りづらい成分です。

そこで婚活中、妊娠中以外の人でも、冷え性を改善したい人は積極的に葉酸サプリを摂るようにしたいものです。

また葉酸は神経を整える働きもあります。
冷え性、つまり血行不良はストレスも原因となるため、そういう面からも葉酸がおすすめ。

摂取できる食品には、アボカド、ウナギ、レバー、ほうれん草、レバーなどがあります。

>>葉酸サプリは貧血にも効果がある?

血流を高めるためにも、血液をつくるためには鉄も不可欠
末端の細い血管の先まで、しっかり血液が届くためにも鉄分を摂取しましょう。
女性の場合は生理による出血中は、より冷え性になりやすいと言われています。

日本では全国的に鉄の消費が低いことから、厚生労働省でも注意喚起している栄養素なので、もう少し意識して摂取する必要があるようです。

摂取できる食品には、レバー・いわし・カキ・焼きのり・ほうれん草・豆腐などがあります。

ビタミンE

ビタミンEはエイジングビタミンとも言われるほど、抗酸化パワーを持ったビタミンです。
血行を良くし、冷え性の改善には欠かせません。
また血液サラサラ効果や、血管を広げる働きも。
摂取できる食品には、かぼちゃ・ほうれん草・タラコ・ブロッコリー・いくら・アボカドなどがあります。

ビタミンB1

ビタミンB群の一つで糖質代謝に不可欠。
代謝を高めるためにも欠かせないビタミンの一つであり、基礎体温も高めてくれます。
ビタミンB1は吸収率が低いので、しっかり意識して摂りたいものです。

ニンニクに含まれているアリシンと同時に摂取することで、吸収率を高めることができます。
摂取できる食材には豚肉・レバー・卵・ほうれん草・ゴマ・焼きのりなどがあります。

ビタミンB群

ビタミンB群とは、ビタミンB1をはじめ、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチンの8種の総称です。
これらはそれぞれ脂肪代謝、糖質代謝、タンパク質代謝などの代謝に不可欠です。

その上、血液をつくるためにも不可欠な成分もいつくかあります。
ビタミンB1や葉酸は個別にご紹介しましたが、ビタミンB群は別々ではなく一緒に摂ることで相乗効果が高まる性質があるため平均的に摂りたいものです。

ビタミンC

強力な抗酸化パワーを持ったビタミンの一つで、ストレスによって減少しやすいビタミンです。
つまりストレスを受けると減少するビタミンCは、ストレスから私たちを守るパワーが強いということになります。

ストレスは血液ドロドロにもつながり、冷え性につながります。
ストレスに負けない体づくりのためにも、ビタミンCは必要な成分なのです。

葉酸サプリには冷え性改善、基礎体温アップ効果の高い成分も配合

冷え性体質の改善や基礎体温アップのために、葉酸がとても重要であることは理解いただけたと思いますが、やはり葉酸はなかなか摂りにくい成分であり、必要な分だけ摂ることは難しいとも言われています。そのため葉酸サプリを利用している人がほとんどです。

そして葉酸サプリは妊活中、妊娠中の人たちのために、妊娠に必要な栄養素を一緒に配合しているタイプもたくさんあります。

妊娠のために必要な成分として、特にビタミンEやビタミンB群、鉄など、実は冷え性や基礎体温を正常に戻すために必要な栄養素が、ほとんど含まれているものも多いのです。
そのため特に妊娠と関係なく、冷え性や基礎体温を正常にしたいと思っている人にも、葉酸サプリはおすすめなのです。

>>葉酸サプリの選び方のポイント

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