葉酸サプリを摂取すると喘息の危険性がある?
葉酸サプリの摂取は人によって体調の変化がある可能性もあります。
赤ちゃんが喘息のリスクを負うかもしれないというのが噂の一つにあがっています。
もしそれが事実ならば妊娠中の女性にとっては悩ましいところ。
いくら脊椎にまつわる異常を防いでくれるとは言えそれは本当なのか?
また、いったいどうすれば喘息のリスクを下げることができるのでしょうか?
喘息を引き起こす危険な摂取とは
葉酸は厚生労働省が赤ちゃんの先天性異常のリスク軽減のために摂取を勧めているものなので、基本的に葉酸サプリを飲んだからと言って喘息に必ずなるというわけではありません。
しかし、どんな栄養素でも過剰に摂りすぎるのは良くないもので、葉酸もその例に漏れないため少なからず注意は必要です。
その噂の1つとして生まれてくる赤ちゃんが、将来、小児喘息・気管支喘息を発生させる可能性があると言われています。
そのため、1日の上限である、「1000マイクログラム」以上は、基本的に摂取しないようにしましょう。
小児喘息だけに限らず、過剰摂取は様々な副作用を引き起こす可能性もあります。
小児喘息とはその原因について
小児喘息とは3歳までに発症すると言われる喘息の一種です。
大人と同様に「ひゅー」「ぜいぜい」といった喘鳴と呼ばれる音を出したり、呼吸困難になったりする症状のことです。
基本的に小児喘息の原因はアレルギーによるものが多く、ホコリ・ダニ・花粉・ペットの毛などの吸収性アレルゲンの影響により発症します。
喘息発作の症状は個人差がありますが、学童期にかけて改善していくケースが多いため、治療を続けていれば完治することも可能です。
妊娠後期は特に気を付けること
妊娠が16~30週目に入っている場合は特に過剰摂取には気を付けてください。
オーストラリアの研究機関であるアデレード大学の発表によると、妊娠後期に入って葉酸サプリを過剰摂取していると、喘息のリスクが30%高くなるとのことです。
もちろん、「過剰に摂取した場合、そんな可能性がある」という意味ですが、この時期には葉酸の摂取量に注意しましょう。
葉酸サプリを摂取する場合には、その錠剤にどれだけの葉酸が含まれているかをよく知っておいてください。
たとえば1錠400マイクログラムの葉酸サプリがあったとすると、3錠飲めばその時点で1日の用量をオーバーします。
自身の体調を崩すこともなりかねません。
お母さんにも、赤ちゃんにも負荷をかけないよう、注意深く摂取したいところです。
天然由来成分の葉酸サプリを飲もう
ママが摂取した栄養素は胎内の赤ちゃんへダイレクトに贈られています。
そのため、摂取する葉酸サプリの品質に気を付けることが大切です。
おすすめしたいのがGMP認定工場で製造された天然由来成分の高品質な葉酸サプリ。
国が定めた安全基準で製造されていて、余計な添加物も配合されていないため安心して飲めます。
また、化学合成成分でつくられた葉酸サプリではなく、天然由来成分でつくられたサプリを選ぶことも大切です。