産後の母乳中・授乳中でも葉酸を飲んだ方がいい?
2002年からは、母子手帳にもその重要性が記載されるほど、妊娠を望む女性にとって常識的な存在になった「葉酸」
でも、多くの人が
「妊活・妊娠中だけ摂ればいいんでしょ?」
という勘違いをしています。
葉酸は母乳を与えている授乳期にも、非常に大切な栄養素なのです。
貧血が起きやすい授乳期は栄養素が不足する
出産後もなるべく、葉酸サプリを摂取する生活を心がけてください。
授乳中もまた普段より栄養を多く摂取する必要がある時期です。
母乳を作るためには、血液が必要で、その血液を作るためには、新鮮な鉄分とビタミンB12、さらにそれらと共に「葉酸」が必要です。
授乳期に葉酸が不足してしまうと、赤血球をきちんと作ることができず、悪性貧血を起こしてしまいます。
貧血、という言葉から連想するのは鉄分不足ですが、それとはまた異なるのが「悪性貧血」です。
悪性貧血 (あくせいひんけつ)とは、胃粘膜の萎縮による内因子の低下によりビタミンB12が欠乏することで生じる貧血。巨赤芽球性貧血の一種。
これは葉酸をきちんと摂取すれば、確実に防げる症状です。
また、貧血=鉄分と思われがちですが、体内から葉酸が不足すると身体のバランスが崩れるため、注意が必要です。
赤ちゃんはお母さんの母乳から大切な栄養素と抗体を得ているため、まずはお母さん自身がしっかりと栄養を摂取する必要があります。
葉酸の他にも、ミネラル、カルシウム、ヨウ素、セレン、パントテン酸などが授乳中のお母さんには必要な栄養素です。
ダイエットにもつながる葉酸の摂取
上にも述べた通り、葉酸は新鮮な血液を作るための栄養素でもあります。血行が良くなれば当然代謝も上がり、痩せやすい体が出来上がっていきます。
つまり、産後の体型戻しのためにも、葉酸は非常に役立つ成分と言うわけです。
産後は心身ともに不安定となり、なかなか運動なども難しいので、サプリメントの力を借りて痩せていくのがお勧めです。
産後は育児に奮闘して忙しい日々
出産後は育児に追われ忙しい日々が続きます。
特に生後から約1歳半くらいまでは夜泣きをして睡眠不足との戦いになるママも少なくありません。
その忙しさからなかなか思うような食生活を送れず、結果栄養不足になってしまい体内で良質な母乳を作ることができなくなると、赤ちゃんの発育にも影響が出てきてしまいます。
また、授乳中は母乳のことを気にして体調を崩しても薬を飲むことを避けるため、治るのにも時間がかかることも。
だからこそ、普段の生活から栄養をしっかり摂取して健康的な体でいなければいけないのです。
そこで高品質な葉酸サプリであれば“葉酸だけ”でなく、良質な母乳のために必要な「カルシウム」や「ミネラル」といった栄養素も全て含まれているため、一度に栄養素をしっかり補えるというわけです。
妊活・妊娠中だけでなく、赤ちゃんに贈る母乳な母乳をつくるためにも、産後もしっかり葉酸サプリを摂取するようにしましょう。