生理が予定日に来ない場合は何が考えられる?

生理予定日に生理が来ない場合はどうしたらいいのか。そんなときに考えられることがいくつかあります。
どのような理由があるのか、そしてその場合はどうしたらいいのかも考えてみましょう。

生理が予定日に来なかったら

生理が予定日に来ないこともあります。
いろいろな原因が考えられますが、今後の生理リズムの安定のためにも、自分がどれに当たるか知るべきではないでしょうか。
もちろん、そのまま放っておかない方がいい場合もあるので、どのような理由があるか自分でチェックしてみましょう。

妊娠してないか

まず妊娠の可能性はないかということです。心辺りや可能性があるなら、妊娠の可能性を疑ってみる必要があります。
すぐに医者の診断に行くより、まず妊娠検査薬でチェックしてみましょう。
また胸の張りやむかつきなどはないでしょうか。
これらは妊娠初期の症状として起こることもあります。

しかし人によってはまったく気付かない場合もあるので、しっかりチェックしてそれによって医師の診断を受けるようにしましょう。
大体生理が予定日より10日以上遅れているようであれば、妊娠の可能性もあります。
検査薬で陽性となったら病院でもう一度はっきりとした妊娠検査を行って、今後の指導などを受けることも必要です。

ストレスが原因となる

ストレスによって生理が遅れることがあります。
ストレスの大きさによっては数日遅れることから1カ月飛んでしまうこともあるほどです。
ストレスは自律神経の乱れが起こり、それによってホルモンバランスも連動して乱れることによって生理が遅れることもあります。

生理はもともとエストロゲンとプロゲステロンのバランスが、交互に優位になるメカニズムから成り立っています。
ホルモンバランスが乱れることで排卵にも影響を与えることになり、生理が遅れてしまう原因となることも考えられるのです。

過度なダイエットも原因になる

また過度なダイエットによる栄養不足や、栄養の偏りによって生理が遅れることも。
過度なダイエットは知らないままにストレスも激しくなります。
これらの原因が重なって、生理が遅れることにつながることも大いに考えられます。

最近若い女性にも多い早発卵巣不全

もともと閉経の女性に多い卵巣不全という原因があります。
これはある意味、自然の流れとも言えるでしょう。
しかし早発卵巣不全は、若い女性が閉経しつつある女性の状態になってしまうというものです。
わたしたちはもともと200万個の卵胞を持っていると言われており、毎月排卵のために卵子として使っていきます。

卵胞は減る一方で補充はできません。
自然に年齢とともに卵胞が減っていくのは仕方のないこと。
しかし若いうちに、卵胞がなくなった場合と同じような状態が体に起こっていると、妊娠もできなくなってしまいます。
この場合は早く治療をすることが一番です。

薬の副作用も関係がある

もし風邪をひいて市販の風邪薬を飲んだり、医師の処方による風邪薬を飲んだ覚えがあるなら、それが原因ということも考えられます。
薬の種類によっては生理不順が副作用として起こる可能性があるタイプのものもあります。
まず、1週間程度様子を見て生理が来なかったら医師に相談してみましょう。

1カ月生理が遅れていたら

妊娠の可能性もなく、または妊娠検査薬が陰性であったとしても、1カ月生理が遅れていたら病院に行ってみることをおすすめします。
一応3カ月生理が来なかったら無月経と見なすと言われていますが、1カ月来なかった時点で医師への相談をおすすめします。

医師に相談することで原因を調べ、それに沿った治療、改善、そして医師からの指導を得ることもできるでしょう。
また、妊娠の可能性がある場合、妊娠検査薬で陰性が出ても確実とは言い切れないこともあり得ます。

3カ月生理が来なければ

医師に相談して原因が分からない場合は、徹底的な検査をして適切な治療をすることになります。
3カ月生理が来ないと無月経ということになりますが、今まで生理が来ていた場合は、先天性の無月経ということはあり得ません。
何かの原因によって起こった無月経なので、治療をすれば必ず良くなります。
そのためにも医師の指示に従って、検査や治療をしていくことが必要なのです。

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