牛乳を飲んでいれば葉酸サプリは飲まなくてもいい?

牛乳
葉酸はいろいろな食品の中に含まれている成分です。ホウレンソウや大豆が特に有名ですが、牛乳もまた、葉酸を含有しています。

「牛乳さえ飲んでいれば葉酸サプリなんて飲まなくてもいいんじゃないの?」
と考える方もいるでしょうが、そうは簡単にいきません。

牛乳から摂れる葉酸の量は?

市販の一般的な牛乳からは、あまり大した量の葉酸を摂ることができません。
比較的多くても、200mlで一日の理想摂取量の半分ほどで、毎日500mlは最低飲まなければならないことになります。

牛乳を飲むとお腹を下す方も多いので、この量はなかなか苦しいはず。
下痢をしてでも、葉酸のために牛乳を飲むというのは、絶対にしてはいけないことです。
下痢を不自然に起こすことは、妊娠もしにくくなり、また妊娠しばかりのときには流産することも多くなります。

さらに言えば、妊娠すると女性の体は、ニオイの強いものを受け付けなくなります。
牛乳の生臭い匂いが気になってしまえば、やはりサプリメントで葉酸を摂るしかありません。

成人の葉酸摂取量

厚生労働省により、成人の1日の葉酸摂取推薦量は0.24mg、妊婦はその約倍に近い0.44mg、授乳時で0.34mgとなっています。
妊娠したいと考えている女性は0.4mgを、1日に摂取するようにというふうに推奨されています。

妊娠して赤ちゃんがどんどん成長していくときに神経管閉鎖障害が起きてしまい、妊娠しているお腹の中で成長不全のために流産してしまったり、出産してくる赤ちゃんに障害ができてしまうこともあります。
流産予防のために葉酸サプリを摂取しよう

これらを防ぐことのできる成分が葉酸なのです。
そのために葉酸は妊娠中に、特に増やすことが必要になります。
これだけ必要な摂取量を牛乳から摂るのは、とても大変なのではないでしょうか。

葉酸サプリの妊娠~授乳中の1日摂取目安量は?

1錠で牛乳1杯分

葉酸サプリであれば、大体1錠で牛乳一杯分以上の葉酸を簡単に摂れてしまいます。
持ち運びも簡単なので、外食の後に飲みたい場合にも重宝します。
必要量の葉酸を摂取することは、羊水の状態を良くして、生まれてくる赤ん坊の脊椎の先天的異常を防いでくれるだけでなく、妊婦の体を健康に保つ効果もあるので、なるべくサプリメントで摂ることをお勧めします。

牛乳が好きで、毎日ものすごくたくさんの量を飲む、という方以外は、やはり葉酸はサプリメントでの摂取を考えた方が現実的で継続的に摂取できます。
また牛乳だけでは摂取できない妊娠に必要な栄養素も葉酸サプリで補えることもポイントです。
葉酸サプリのメーカーにもよりますが、美肌成分なども配合されているものもあります。

牛乳好きの方も、妊娠後期にはひどいつわりが来ることを考えて、葉酸サプリを準備しておいた方が非常に安心です。

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