神経管閉鎖障害の検査方法について

神経管閉鎖障害の予防には、葉酸摂取が良いことなども解明されていますが、それでもいろいろな原因によって発症してしまうこともあります。
神経管閉鎖障害の検査はどのように行うのか、いつ頃からできるのかなど特に気になっている人もいるはず。
妊娠初期に知らずに薬を摂取していたなど、不安を感じている人にとっても検査は大切ではないでしょうか。

神経管閉鎖障害とは

胎児は細胞分裂を繰り返して脳や脊髄、内臓などを形成していきます。
その成長段階で脳や脊髄が未熟であることによって起こる、先天性障害を神経管閉鎖障害と言います。
受精後、妊娠初期と言われる約2週までは特に細胞分裂が激しく行われます。
つわりがひどい時期もこの時期と言われていますが、この時期こそ脳の形成が行われるため、ここで異常があると無脳症になるリスクが高まります。

また、神経管閉鎖障害はもう一つ、二分脊椎と言われるものがありますが、これは脊椎があるべきところになく、外に露出した状態になっていたり、脊椎の欠損などがあります。
このようになってしまうと水痘症腫瘤などが起こります。
排便、排尿ができなかったり歩行困難だったりと、さまざまな障害が起こる可能性があるとのこと。

神経管閉鎖障害の検査法と検査時期

定期健診でエコー健診によって障害があることが判明することが多く、例えば無脳症の場合は脳の一部が欠けていることなどから、妊娠11~14週頃のエコー写真で疑いが持たれるようになります。
その場合は血液検査や羊水検査などのしっかりした検査が行われることに。

また、二分脊椎は妊娠16~20週と、無脳症より少し後の時期にエコー写真などから判明しやすくなり、可能性がある場合は血液検査や羊水検査ではっきり状態を調べることになるわけです。

母胎血清マーカー検査

エコーで引っ掛かった場合は、母胎血清マーカー検査をすることになります。
時期的には妊娠15週以降に母胎から採決して検査を行うことに。
クアトロテストと言われ、ダウン症の確率や神経管閉鎖障害の確率を調べることができるとのこと。
ただしはっきり0か1ということではなく確率として例えば1/2とか1/4というような確率で結果が出ます。

この確率は異常がある場合に変化するタンパク質やホルモンの濃度、それに母体の年齢などをトータルして算出されるものです。
ただし無脳症のようにエコーでもはっきり見える場合は確率よりエコー写真の方が確実になる場合もあります。

羊水検査

羊水検査は胎児の染色体の異常がほとんど正確に把握することができる診断法です。
妊娠15週以降にお腹にハリを刺し、羊水を取り、胎児の細胞をしらべることができます。
ただし検査を受けることで0.3%の流産のリスクがあり、結果が出るのに2~3週間、費用は10万円以上です。

超音波検査

超音波検査(エコ-検査)は毎月行うので、そこで神経管閉鎖障害の症状が見える場合もあります。
その場合でも多くの場合はしっかり母胎血清マーカー検査を行い、確実かどうかを探っていくことに。
ただしあまり深いエコー検査は一般的な病院では行わないので、胎児診断や胎児ドッグでしっかり検査することになります。

神経管閉鎖障害は予防が重要

上記のように検査にはお金が掛かってしまったり、検査の結果発病してしまった事実を受け止めることがなかなか難しかったりします。
そこで重要なのは少しでも神経管閉鎖障害の発症リスクを軽減させること

妊婦の方はもちろん、妊娠を考えている、希望している人はできるだけ妊活前から積極的に葉酸を摂取しておきましょう。

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