葉酸サプリは厚生労働省も推奨

厚生労働省葉酸が妊娠を希望する女性にとって、おすすめの成分であることが、厚生労働省から通知されました。
特に葉酸は水溶性ビタミンB群の一種として、ビタミンB9ともビタミンMとも言われています。
最近の研究によって葉酸不足によって、妊娠初期に起こる神経血管閉鎖症による障害が増えていることが発表されました。
日本の厚生労働省でも、2000年に妊娠の可能性のある女性に対して、葉酸の摂取についての通知が出されたのです。

ちなみに厚生労働省とは

日本の行政機関の一つ。 略称は厚労省(こうろうしょう)。 国民生活の保障及び向上を図り、並びに経済の発展に寄与するため、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進並びに労働条件その他の労働者の働く環境の整備及び職業の確保を図ることを任務とする

葉酸と神経血管閉鎖障害

葉酸は細胞増殖に大切な遺伝子合成に、深くかかわっていると言われています。
ホモシステインというアミノ酸の一種が、タンパク質合成に欠かせないメチオニンという必須アミノ酸に変化するときに不可欠とされます。
ホモシステインは、血液のどろどろを改善する役割もあります。

葉酸は妊娠初期は胎児の細胞増殖がとても活発であり、このときにどうしても葉酸が必要になる時期なのです。
しかし、この時期に葉酸が不足すると、胎児の神経管閉鎖障害が発症する可能性が高くなります。
過去には欧米でも神経閉鎖障害の発症率が高く、その低減のために葉酸効果の研究発表が、大規模な免疫学会でも行われました。
受胎前後の十分な葉酸の摂取によって、神経閉鎖障害の発症率はずっと抑えられたとのことでした。
そこで、アメリカでは、随分前からサプリにも葉酸が含まれるものが、たくさん出回るようになったのです。

葉酸の食物摂取率

葉酸は食事からも摂れるものですが、必要な分だけ摂るのはとても大変だということで、葉酸サプリが人気なのです。
食品中の葉酸はモノグルタミン酸として、消化吸収されるまでにいろいろな影響を受けてしまい、生体利用率というのはせいぜい50%だということなのです。
つまり、食品から摂取した分が100マイクログラムあったとしても、実際に代謝に使われるのは50マイクログラムということになります。

特に水溶性のビタミンB9ですので、水に弱いのです。
水につけておいても、壊れてしまいます。
水で煮ても生体利用率はグーンと下がってしまいます。
このように、単にどの食品100グラム当たりどのぐらいの葉酸の摂取量かを考えても、なかなか数字どおりにはならないということなのです。
食品から摂取した葉酸は効果がないのではなく、きちんと体内に吸収される割合がとても低くなるということです。

つまり、普通の食事をしていた場合、相当栄養バランスの考えられた食べ方でも、神経管閉鎖障害を防ぐほどの量は摂れないということなのです。
ただし、葉酸の過剰摂取はビタミンB12欠乏症を診断しにくくなるということもあり、摂取量は用量を守るようにしなければなりません。

摂取することが大切

以上のようなことから、厚生労働省でも葉酸サプリの推進まではしていませんが、葉酸をしっかり摂ることを推進しています。
葉酸サプリは種類もいろいろで、国がそれを指定することはできません。
しかし食品から摂れない場合は、サプリからでも摂るということは、欧米の研究発表からも当然のこととなっています。
あとは葉酸サプリを選ぶ方法が大切になります。

日本では今、AFCの葉酸サプリ、ライフプラスのサプリ、ベルタ葉酸サプリ美的ヌーボなどが人気ですが、それぞれにその作りや特徴も異なります。
天然の葉酸にこだわるものや、合成の葉酸であっても質の高いものにこだわっているものなどさまざまです。
しかしどれも他に相性のいい、相乗効果の高い成分も配合されているので、その葉酸サプリを飲むだけで、効果が期待できるものばかりです。

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